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あぁ、そうか

にやると反感や密告を喰らうしな。 「で、ダメ皇子は手駒にする。あー、その為には邪魔な副官を謀殺して???。」  あぁ、そうか。 「どうしました?」 「副官の人徳があるのか、スクラトニーの人徳がないのか、反抗は少ないけれど、手駒になるような人材も少なかったんだな。」  どうやら人員不足で苦しんでいるのは、オレもヤツも同じらしいな。 そして質の悪いのだけがヤツの手駒になり、質の良いのだけがオレの部下になった結果がコレか。 「ならば、急ぐとするか。」  流石にニ往複目だとコツが掴めて速度が出せてきている。 「帰還後にザッシュ達に合流。迎合する民?役人達と共にリッヒニドスの大掃除だ。」  どうか、黒幕カーライル説、兄上説でありませんように。 心の中でそう呟いて、一人苦笑した。 www.bjjytzp.com だった。 炎の球に向かって振り下ろした剣。 オレの視界の片隅で、それはあの時に見た片刃の形になっていた。 剣が火球に激突して、二つに切り下ろした感触と炎がオレの腕を包む。 盾で身体は庇ってはみたが、計算通りなら右腕は黒く炭化している事だろう。 仕方ないか???。 あとでバルドに切り落としてもらおう。 バルドなら巧く切り落とせる。 これから不便になるな。 「あ、アルム様?!」  ホリンの声。アグ 激安 「気にすんなホリン。片腕くらいホリンの命に比べたら、痛くもかゆくも????」  本当に痛くも痒くもないぞ?! 右腕を慌てて見ると、傷一つない。 何の変化も???? 「両刃に戻ってやがる???。」  見間違いだったのだろうか? ディーンの剣は、両刃に戻っていた。 「どうなったんだ?」  首を傾げようとした瞬間、どさりと重い音がして術使いの男が落下してくる。 胸には矢が一本突き立っていて、即死だろう。 即死でなかったとしても、木の上から落ちて背中を打ったんだ、間違いなく重体。 「長く生きとると、ほんに色んなモノを見るのぅ。」  落ちた男を跨ぐようにして、年の頃は40代くらいの女性が現われる。 まぁ、人で言うとだ。ugg ハワイ だって、そこにいたのはダークエルフの女性で???。 「お婆様!こんな危険な場所にまでのこのこと!」  責めるような口調をしたラミア姫の頭を、オレは思わず拳骨で叩く。 「ッ!何をする!」 「助けてもらった第一声がソレか!まず、ありがとう
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なぁんか

表アイシャ姫とセルブ王国代表ラスロー王子の対決を行う!」  練武場に響く声。 へぇ、あの優男、王子だったんだ???と、思ったより何の感慨も湧かないのは何故だろう? 同じ王子と皇子なのに。 「オレの自覚が薄いのか?」www.bjhthc18.com  セルブ王国はクロアートの北西にある国で、国境間にマール君のような獣人の血を引く種族の自治領がある。 「なぁんか、国同士のいざこざが透けて見えるね、ヤダヤダ。」  代理戦争じゃねぇんだぞ、アホか。 名を呼ばれた二人が、向かい合い同時に礼をする。 真紅の重装鎧に長い柄の戦斧を持つアイシャ姫。 対するは、白い上半身鎧と細剣を掲げるラスロー王子。 得物を単純に比較したら、細剣のがひ弱いで不利に感じるが???。 「構えっ!」  腰だめに槍斧を構えるアイシャ姫。 ラスロー王子は体勢を低くし、こめかみ辺りに水平に剣を構える。 「かったいなぁ。」モンクレール  中央の野次馬席(?)で一人呟く。 相手の大振りをかいぐぐって、間合いを殺し突きを多用して、間隙を縫うのが堅い。 鎧の更に隙間を縫うのは、至難の技だが彼には自信があるのだろう。 「始めっ!」  合図と共に圧倒的な速さで間合いを詰めに行くのは、当然ラスロー王子。 お約束通りの突きは、アイシャ姫の槍斧で叩き落とされたが。 弾かれた反動を使って距離を取ると、その場所にすぐさま槍斧が叩きつけられる。 「鍵は速さと???体力か。」 「間合いの広さの問題もあるかと???。」 「ん?」モンクレール ダウン  オレの胸辺り、顎の下からマール君の声が。 「速さがあれば間合いは削り取れるよ。あの程度なら。」  オレだってかい潜れない事はない。 速さはオレの剣術の主体でもある。 ただそこからの攻撃手段は、一考しなければならない。 「マール君、ところでこんなに早く戻ってきていいのかい?」  主が戦っているのに何とも暢気な。 「始まってしまったら、終るまでボクには何も出来ないですよ。」  まぁ、そうなんだが???意外と大雑把でもあるな彼。 こういうして会話している間にも当然戦いは進んでいる。 予想通り、二人が得物同士を打ち合う事はない。 柄で弾く光景は何度かあるが、軽量の細剣だから耐久度的な問題だ。 今回は真剣じゃなくて刃も潰してあるし、先も多少丸くなっている分だけ耐久度が高い程度。 「ん?」 「どうしました?」 「???マール君。従者として、きちんと主の身の回りの物の確認はしているかい

全く無駄な労力使わせやがって

! 横にいたルチルが叫び声をあげて寄りかかってきた。 つか、『うにゃーって!』ってオマエは猫か?! 猫型獣人との混血か?! あれかな、やっぱり好物は魚なんだろうか? 亜人の食生活とかもよく知らない事に今更ながら気づいたぞ。 うわっ、オレ、意外と大雑把? www.bjhthc18.com  横を見るとルチルがオレに向かって大口を開けている。 ???嘘???猫って肉食だっけ? 人肉喰うのか? 「じゃないっ、落ち着け!」  オレは必死に彼女のこめかみ辺りを両手でがっしりと掴む。 流石、亜人、力強い。 何だ?この光景。 モンクレール か?全く無駄な労力使わせやがって。」  ルチルは額を押さえたまま硬直している。 オレが頭突きを炸裂させたからだ。 「あぅ~、星が飛びました。」 「まだ夜だからな、星も見るさ、そりゃ。」  オレだって痛いんだからな、コレ。 「はれぇ?皇子のそっくりさんが???。」「違う。」 「じゃ、分身?」 「増殖した覚えも、分裂した覚えもない。」  一瞬の静止。 しかる後の再起動。 「???はぅ???は?!すみません!私!」  ルチルは寝起きが悪いと覚えておこう。 「全く???折角、人が交代してやろうと思って早起きしたってのに。」  まさか頭から丸齧りされるとは思わなかったさ。 モンクレール ダウン ルチルはオレの部下のなりたてだしな。 「あぁ、もう面倒。オレの部下になるってコトはこういう事なの。はい、説明終了。はい、寝る。」 「うぅ???。」  それでも抵抗があるのだろうか? 「いいから、少し横になってろ。多少は休んだ方がいい。幕屋の中に入れてやりけど、その物音でシルビィが起きても困るしな。」  少し大人しくなったかな。 オレはそのまま、彼女の瞼に軽く手を置く。 昔よくこういう風にミランダに膝枕されて寝た事があったな。 オレが倒れる前か。 やっぱり倒れる以前の記憶はしっかりとある。 それにミランダとの思い出は忘れてはいない。 オレと

だろうか

た。  お腹も気分も満足すると、今日はサボろうかと思っていた洗濯もやる気が出てきて、いつもより張り切って洗った。  自分で作るって、時間がかかって面倒だけど、こういうスローライフもまたにはいいものだ。何よりダラけた生活じゃなくなる。作る喜びによって得られる感動には不思議な力があるんだな、と思った。www.9upgoo.com 昨日採って来たトゥーロは、玄関のすぐ脇に植えた。今日は昼まで寝ていたし、洗濯も頑張ったから、ほぼ丸一日バスケットに放置していたのだが、さすが乾燥地帯で逞しく育っているだけあって、まだ余裕でみずみずしかった。  そうこうしているうちにすぐ夕方になってしまった。夕食を作りながら、今日も「お帰りなさい」を言う相手がいないのだということを思い出した。  私達の関係は、フォンスさんにとっては戸籍を使うための、ただの偽装結婚だ。私だけ結婚生活シュミレーションを楽しんでる間に、本気になってしまっただけのこと。私はいつまでこの生活を続けられるのだろうか。フォンスさんは「一生結婚するつもりはなかった」と言っていたが、人の心は移り行くものだ。今後彼に愛する人が絶対できないとは言えない。その愛する人が私じゃなかった時のことを考えると怖くてたまらない。  帰還方法を探すことが最優先のはずなのに、気がついたらフォンスさんの気を引くことばかり考えている。 「駄目だ。私まで堂々巡りに陥っちゃいそう……」 リリーが私のこんな定まってない気持ちを知ったら、きっと激怒するだろう。でもどうしようもないのだ。私はフォンスさんに何と言ったか。「開き直れ」と言ったはずだ。大分年食っちゃって今更だけど、行き詰まった帰り方探しより、開き直って目の前の恋に突っ走ってみてもいいかな。モンクレール 偽物 「そのためにもガッチリ胃袋を掴んでおいて、私がいなきゃ駄目って思わせなきゃ」 肉野菜炒めを作りながら、レパートリーを増やすことを考えた。だって他に勝負するところがない。料理に関しては、食堂経営者のリリーはかなり|手強(てごわ)そうだけど、食文化の多彩さで対抗するしかない。あとはお肌のお手入れも欠かさないこと。"色白は七難隠す"だ。七難どころか九難も十難あるけど、きっとトゥーロの潤いが隠してくれるはず。  自分が幸せになれる方を取れ。レディース ジャケット  今の私にとって幸せなのは、フォンスさんと一緒にいること。  帰還方法は、玉砕してから探

あぁ~

?」  珍しくレイアが口を挟む。 「オレが一度でも、自分の為だけに身分を振りかざした事、アル?」 www.vp24h.com 「ご自分からというのが問題なら、私達側からお誘いすれば問題ないという事ですね~?」 「あ゛?」 「なーんだ、そうなんだ。」  納得するなよ! 「いや、そういう意味で言ったのではなくて???。」 「私みたいな粗忽者(そこつもの)でも構わないのでしょうか?」  期待に満ちた眼差しをレイアから向けられている気がするのデスガ???。 「これはぁ~、お姉さん組としては今夜に備えて大忙しですねぇ~ミランダさん?」 「て、お姉さん組って???。」  二人同時に相手をしろと? 「じゃなくて!」 「私とアルが???アルと???。」  あぁ~、もうミランダは手遅れだな、アレ。 モンクレール ダウン 一覧  呆けたまま自分の鼻をこすって、口の周りまで血まみれになるサァラ姫。 「ホリン!何か拭くモノ!」 「あはは~、了解~。」  笑い転げるように布巾を取りに行くホリンだが、君が原因の一端だと自覚して欲しい。 「全く、困ったものです。」 「て、レイア?君も顔真っ赤だよ?」  呆れた表情をしたレイアも頭の中では何を想像したのやら。 「楽しみですわ~。」 「シルビィ、いい加減にしなさい。」  朝から騒々しいったら、ありゃしなかった。チよりも濃く温かいってコト。【前】  コンコンと部屋の扉を叩く音で、オレは意識を取り戻した。 ???どうやら、少し眠っていたようだ。 あんだけ騒いでから入浴すれば、そうなるよな。 夕食もとって満腹だったし。 「どうぞ。」  ダルい身体をなんとか起こし、許可を出す。 このやりとりをする人間自体が少ないのが悲しいとろだが、大体の人物が想像出来るのも確かだ。 ダウンジャケット モンクレール  どうしてなんだろうな??。 どうしてオレだったのだろう? そう思っていると、無邪気にオリエが布団に入ってくる。 何故と考えてたら、オリエも同じか。 「アルム?」  心配そうに見つめてくるオリエの頭を撫でる。 「ねぇ、オ

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